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住宅内での子供の事故とは

2016.09.02

お子さんの成長に合わせて、新しいお家に引っ越しを考えるという親御さんも多いのではないでしょうか。
安心して、安全にすくすく元気に育ってくれる生活環境、大事ですよね。
そう思うのが当然だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、独立行政法人国民生活センターの発表によると、12歳以下の事故のうち、事故発生場所が「住宅内」のケースが67.4%にのぼるとされているのです。
こういったことがあるからには、住宅における子供の安全について、他人事だと思ってはいけません。
今回は「住宅内での子供の事故とは」と題してお話しするので、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

とはいっても、一体どのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。
住宅内での子供の事故を起こさないために注意すべきことについて見ていきましょう。

・床はフラットのほうがいい
お分かりかと思いますが、部屋と部屋の段差が多い・高いとやはり事故が起きる確率は高くなります。
なるべく段差を減らし、フラットにすることで未然に事故を防ぎましょう。
また、これは高齢者にも優しいですし、ご自身の老後のことを考えても、とても効果的かと思います。


・階段の幅
階段は避けれられませんがその幅の広さに気をつけることはできます。
狭いとつまづいてしまったりすることで転落してしまいます。
可能な限り階段の幅は広いほうがいいでしょう。
また、横に手すりがあったりする工夫もいいでしょうし、市販の滑り止めテープを貼るというのも手かと思います。

・部屋全体を見渡せるようにする
特に子供が小さいときは、親の目が届くことが一番効果的かと思います。
いくら気をつけていても、子供はわたしたちの想像を超えてくるので、
やはりちゃんと見ていてあげることが事故の防止にも大きく関与します。
キッチンやダイニングなどから全体を見渡せるといいでしょう。

・ベランダには特に注意を
今もなお起きてしまうベランダからの転落事故。
これを防ぐためにはベランダに気を配ることが大切ですよね。
具体的には、子供が登れるようなものは置かないほうがいいでしょう。
もちろん子供が外に出ないようにきちんと見ることも大事ですが、
しっかりとベランダの環境も整えておきましょうね。

いかがでしたでしょうか。子供の危険とは思いがけないところにもあるものです。
しっかりと家の中でも対策をとることで、大切なお子さんが怪我をしないように守ってあげましょう。